(公社) 北海道柔道整復師会   函館ブロック

函館・渡島管内・檜山管内の整骨院・柔道整復師の団体です

柔道整復師とは

「骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷等に対して、応急的または医療補助の目的をもって、その回復を図る施術を業として行う者」と法的に認められた部分医療を業とする医療従事者です。

業務は、「身体に加わる外力、または、自力による急性または急性に近い原因の皮下損傷に対する徒手による施術」、具体的には、骨・筋・関節などにいろいろな力が加わって発症する骨折・脱臼・打撲・捻挫(疾病性のものを除きます)・挫傷などに対する施術で、外傷性や疲労性、更には歪んだ姿勢性によって生じる損傷や障害に対し、整復調整の手技療法を施すものです。

 柔道整復師会とは 

国民医療の一端として柔道整復術は、国民大衆に広く受け入れられ、民族医学として伝承してきたところであるが、限りない未来へ連綿として更に継承発展すべく、倫理綱領を定めるものとする。
ここに柔道整復師は、その名誉を重んじ、倫理綱領の崇高な理念と、目的達成に全力を傾注することを誓うものである。
 

柔道整復師の職務に誇りと責任をもち、仁慈の心を以て人類への奉仕に生涯を貫く。
 

日本古来の柔道精神を涵養し、国民の規範となるべく人格の陶冶に努める。
 

相互に尊敬と協力に努め、分をわきまえ法を守り、業務を遂行する。
 

学問を尊重し技術の向上に努めると共に、患者に対して常に真摯な態度と誠意を以て接する。
 

業務上知りえた秘密を厳守すると共に、人種、信条、性別、社会的地位などにかかわらず患者の回復に全力を尽くす。 

匠の技 伝承プロジェクト

 『柔道整復術公認100年記念』の一環として、日本伝統医療継承事業による骨折、脱臼の徒手整復・固定、後療及び超音波観察装置(エコー)実技研修を各地域で行い、確かな知識と技術を継承し後世に伝承できる柔道整復師の育成を目指します。
 


日本柔道整復師会

匠の技 伝承プロジェクト

「匠の技 伝承」プロジェクト
について 

   日本柔道整復師会は、柔道整復施術の根幹である骨折や脱臼の整復・固定の技術をさらに 高め、次世代にその技術を繋げようと、柔道整復術公認100周年事業として「匠の技 伝承」プ ロジェクトを立ち上げました。「匠の技 伝承」プロジェクトは単なる技術のみの伝承が目的ではありません。柔道整復師の信頼を更に深めるための原点回帰への大切な事業です。患者さんである 国民の皆様に良質で安心安全な柔道整復施術を受けて頂くために、骨折、脱臼の整復・固定 技術の正しい継承と、超音波画像観察装置の全施術所導入を目指します。
   日本古来の伝統医療 である「柔道整復術」と、科学的な根拠として参考とする超音波画像観察装置での確認を合わ せることで、これからの時代に即した柔道整復施術のあり方を模索して参ります。 


外傷を治す技術としての
「匠の技」 

  われわれの身体には個体差があり、それぞれの時代の生活様式があり、更には身体の部位は左右均等に使 いわけている訳でもありません。つまり、それぞれの患者さんのその時の状況に合せた施術方法が適切に選択さ れ、優先されることが大切となります。
  患者さんが「いつでも どこでも どなたでも」良質で安全な柔道整復術を受けられるようにするためです。科学的な根拠にもとづいて検証していくことで、 すべての柔道整復師がその技術を共有し、また、発展させていく基盤になればと考えているからです


匠の技と超音波画像観察装置


「匠の技 伝承」プロジェクトでは、その時のテーマに併せ、超音波画像観察装置の使い方や観察法、読影に必要な解剖の解説などを実施しています。